私は中高そして社会人とソフトテニスを続けています。
ポジションはずっと後衛です。
よく学生の頃は打ち方にこだわったり球のスピードを求めた練習法をしたりと変にこだわりを求めてなかなか試合に勝つことができませんでした。今思うと無駄な練習法だったな?と思います。
綺麗なフォームで打てても速い球を打てても試合になればボールはどこに飛んでくるのか分かりません。ソフトテニスで後衛はボールのところへいち早く移動する「フットワーク」がなければ綺麗なフォームも速い球も実現することができません!
中学の頃監督から
「ソフトテニスは足ニスと言われる程フットワークが重要だ!」そう言われました。
そのことに気付いてからは正に目から鱗フットワーク中心の練習法に変わり試合にも勝てるようになったのです!そこで私が研究し気付いたソフトテニスにおける後衛における3種類のフットワークとその練習法を紹介します!!
この記事を読めばあなたもフットワークの真の大切さに気付くでしょう!
ソフトテニス基本のフットワーク、スプリットステップとは!?
あなたはスプリットステップというフットワークを知っていますか?
それは相手がボールを打つ瞬間に合わせて軽くジャンプするステップです。
よくソフトテニスの試合で選手がジャンプして待球姿勢をとっているのを見かけたことがあるのではないでしょうか?
待球姿勢(たいきゅうしせい)とは飛んでくる打球に対して全方向に素早く
動く事ができる姿勢
地面に着地する反動を利用してボールへいち早く移動するためのフットワークです。
このステップはソフトテニスだけでなく硬式テニスでも用いられる基本のフットワークになります。
相手が打ったタイミングで地面に着地することができれば上手く推進力が利用できてスムーズに移動することができる
練習法としましては、普段のラリー中はもちろんですがコートの外にいる時も誰かがボールを打つタイミングを見計らってステップを踏むことをお勧めします!そうする事で無意識にスプリットステップができるようになりいつの間にか届かなかったボールが届くようになっていますよ!
このフットワークは前衛、後衛ともに共通のステップですので初心者の方も意識して取り組みましょう!
ソフトテニスでは後衛のフットワークの一歩目はサイドステップから!
次にサイドステップというフットワークを紹介します。
このステップは名前の通り横方向に移動する際に使うステップです。
あなたは復横跳びをやった事がありますよね?動きは反復横跳びと同じで進行方向の足を一歩出したら
もう片方の足を寄せるように動かします。このステップは主に左右の動きに対して使うものなので後ろで走り回る後衛の選手に多く用いられます。
一つ注意して欲しいのですがソフトテニスでサイドステップは一歩目だけという事です!
いつまでも反復横跳びで移動していたら遅くなってしまいます。
私はいつも早くボールの所へ移動することを考えてボールと体の距離が近くいわゆる「詰まった打ち方」になる事がよくありました。しかし一歩目をサイドステップに変えることで、ボールとの距離感が掴めスムーズにボールに入ることができるようになったのです!
練習法としましては
自然とサイドステップからフットワークができるようになればワンランク上の後衛になれること間違いなしです!
クロススオーバーステップで素早くボールに入る練習法
3分45秒頃からがおすすめ。
最後にクロスオーバーステップというものを紹介します。このステップは素早く移動できるためサイドステップで追いつかないようなボールを返球するために使うフットワークです。
また前衛がスマッシュを追うために前後に移動するステップとしても用いられます。
もちろん後衛の前後の動きにも使います。足の動きは片方の足を身体の前でクロスさせ、もう片方の足を横に一歩出してクロスの状態を戻します。
この動きを繰り返すフットワークになります。
1分17秒からがおすすめ。
練習法としましては動画にあるようにラダートレーニングを行います。横を向き進行方向と反対側の足をクロスさせてマスを踏みながらリズム良く進んでいきます。
ソフトテニスにおける後衛のフットワークの流れはスプリットステップ→サイドステップ→クロスオーバーステップの順で動きます。
初めはぎこちなく感じると思いますがこの動きが無意識にできるようになれば素早くスムーズにボールに入ることができるようになります!
まとめ
- 基本のフットワークはスプリットステップ
- 後衛の一歩目はサイドステップから
- スプリットステップ→サイドステップ→クロスオーバーステップの順で
フットワークとはソフトテニスの中で一見地味な技術に思えますが打つ球が入るか入らないかを左右するとても重要なものです。
今回紹介した練習法を頑張ってフットワークのいい勝てる後衛になりましょう!
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